2005-03-12

FF02:08 酒倉の万能棒使い

今度は普通の通路のようだ。ひとまず安心する。
しばらく行くと<酒倉>と書かれている木彫の扉が見えてきた。

把手をまわし中の様子を探る。
酒倉というかワインセラーだ。一面ビンが棚に並べられている。
扉には来客を知らせる鈴がついており
棚の間を片足をひきずりながら黒エルフが近づいてくる。

「お客様でいらっしゃいますか」
「ああ、秘蔵のぶどう酒をぜひ試飲させてもらおうと訪ねてきた」
調子をあわせておく。
「それはお目が高い。こちらではわたくしがご主人様のために年代物の
ワインを管理させていただいております。
中には魔力を持つものもございます。ぜひご試飲ください」

「せっかくだから、俺はこの赤いワインを…」
「赤でございますか」
「いやいや、たまには別のものを選ぶとするか。
ロゼをいただくとしよう」
「こちらですね」

匂いを確かめ、注がれたワインを舌で転がすように味わう。
「悪くないな」
さらに一口飲む。
「ありがとうございます。ところで、本当にお客様なんですよね」
黒エルフは意味ありげに笑う。

やはり、こいつまだ疑っていたか。
『無論だ』
そう答えたつもりだったが、口ではこのように答えてしまう。
「バルサス・ダイアの侵略の野望を打ち砕くためにきたのだ」

自白剤入りワインだったのか。あわてて口を塞ごうとするが時既に遅し。
任務を知られてしまった以上、眼前の黒エルフを倒さなければならない。

剣を抜くと、黒エルフも腰から小さな金属の棒を取り出す。
簡単な操作を加えるとノコギリ状の武器に変化する。
持っているのはどうやら携帯用万能棒のようだ。
ありていに言うと十徳ナイフの親分みたいなものだ。

なんかサイコロ運がいまいち。
また傷つけられてしまった。

金貨8枚と、戦いの最中に壊れてしまったらしい携帯用万能棒をいただく。
携帯用万能棒は原文だとPocket Myriad。
これ適当な単語に訳すのは大変だったろうな。

先に進むことにする。
倉の奥の扉から先に進むと十字路に出る。
北へ行く道を選び先に進むと木の扉に突き当たる。
中の様子を伺うが人の気配はない。
扉を開けてみる。
中は明かりがついておらず唯一の明かりは手持ちのそれだけだ。

部屋の中にあるものは以下の通り。
テーブルと椅子を思わせる岩
木箱が三つ乗っかっている岩の山
扉のそばの石で出来た妖怪

箱を調べてみようと動くと妖怪は動き出す。
どうやらこの木箱の番人なようだ。
動きが遅いので箱を調べる余裕はありそうだ。

石の妖怪 ゴーレムがたどり着く前に
箱を調べてみるがいずれも施錠されている。
さすがにカギを開けているまでは待ってくれそうにない。

敵は矢鱈に頑丈だ。ダメージが少ない。
魔法剣を手に入れていなければ大いに苦戦しただろう。
ゴーレムはこなごなに砕け散る。
「やっとeの字が消えやがったか。この土人形め」

戦闘後、また傷ついてしまったので
<体力増強>を唱え、<魔法薬>を飲み込む。
これで体力点は16に戻る。

最初の箱って言われても順番なんか
あの絵を見る限り判らないわけだが
とまれ、一番目をなんとかこじ開けてみる。
銀のカギが入っている。
二つ目にその銀のカギを試すと別の緑のカギが現れる。
三つ目の箱もその緑のカギで開く。
同じところ置いておいたら全然意味ないじゃん。

今度はカギじゃなく、クモが入ったビンが中にあった。
このクモは顔が人間の老人でとても不気味だ。
何か話しかけてくるようだが理解できない。
入るために使った扉で動く物音がするので
ビンを荷物にしまいこみ、急ぎ退散することにする。

東に向かう通路は上り階段に通じていた。
これでどうやら地下から脱出できたようだ。
階段の向こうの通路は明るく大きな部屋へと向かっている。
posted by うにーく at 22:24 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:07 レプレコーンのオシェイマス

通路は幾度かの曲がり角を経て上り階段へと通じていた。
階段を上り通路を進むと行き止まりだ。
壁を調べてみる。岩陰に隠された短いレバーが見つかる。
軽く引っ張ると前方の岩壁が割れる。
通り抜けると後ろの割れ目は元に戻る。
前方の扉にはカギがかかっているので体当たりで突破を試みる。
2度目のトライで、扉の真ん中が裂ける。豪快に蹴破り中に突入。

そこは円形の大き目の部屋だった。
テーブルの上に眠りながら浮かんでいる1メートル足らずの小男がいる。
「寝ながら浮いてるなんて器用な奴だ」

ギシッときしむ音が聞こえたので慌てて振り向くと投石器で顔面めがけ
何かが飛んでくるところだ。
咄嗟に<防御>を発動させる。

べちゃ。見えない壁にぶちあたり真っ赤に砕ける。
危機一髪事なきを得たわけだ。
「なんか、美味そうな臭いだな」
赤い残骸を指で掬ってなめてみると完熟トマトであることがわかる。

一方、小男が眠り(本当に寝ていたかあやしい物だが)から覚めて動く気配がする。
注意深く小男に近づくと、片方だけ目を開けてじっとこちらを観察する。
突然大きくにたっと笑ったかと思うと姿を消す。

「おはようさん!」
背後で相変わらずにやにや立っている。
「あっしはレプレコーンのオシェイマスでさ!」
レプレコーンとはアイルランドの靴屋の精のことだ。
ちなみに洋書では註書きがされていないところを見ると割とポピュラーな存在らしい。

握手を求めてくるが剣を抜いて軽く牽制する。
レプレコーンは剣に目を見やると剣は柄から重力に負けだらりと曲がってしまう。
この剣、元に戻るんだろうか。
こいつは敵に回しては厄介な存在だ。友好的な態度を振舞うように方針転換する。
剣を降ろして道を尋ねることにする。

「この先はどちらに通じているんだ?」
「あっしならこっちへは行かないがね」
オシェイマスは続けた。
「感じが良くないんだ。先へ行くというならこの三つの扉しかない。
このうち二つはものすごく危険だし、残る一つは臭いのなんのって」
奥に三つの扉が見える。
それぞれ把手が真鍮、赤銅、青銅で出来ている。

もう少し情報を引き出すことにする。
「あんたが行くならどの道だ」
「あっしなら、どれにするかって?」
レプレコーンはしばらく考え込むとこう言った。
「そうだな…… あっしなら銅の把手の扉から左へ二つ目の扉は避けるし、
青銅の把手の右側のもやめとくな」
わざと分かりにくく言って混乱させようとしているのが見え見えだ。

せっかくだから俺はこの赤の扉を(ry
扉を通り抜け暗い廊下へと踏み出していく。

前触れなく目の前で光の爆発が起こる。
光の洪水で何も見えなくなるが、ただ低いうなり声のみが聞こえる。
襲撃に備え低く構えるが、見えぬ敵は一声吠えると足に喰らいついてくる。
「やりやがったな」

犬系の獣と判断。最大の武器、牙を噛み付かせたままでは新たな攻撃に移れないはずだ。
見えぬ敵の動きもいまや足周辺にいると捕捉出来ている。
痛みに耐えつつ斬りつける。
「このやろぉ」

しかし、剣は敵があるべき位置を斬るのだが実体がないのか手ごたえが全くない。
空しく空を切るばかりだ。
「くっそぉ」

お師匠さん、すまない。もう駄目だ。
好物の焼きビーフンがもう一度食べたかった。
敵は今度は首めがけ牙をつきたてる。
君は任務に失敗……








あれ、痛くない。
気がついて辺りを見回すと周りはさきほど出てきたレプレコーンのいた部屋だ。
足は痛みはあるものの傷は見当たらない。

浮かんでいるレプレコーンが笑い出す。
悪戯者にいっぱい担がれたのだ。

「この野郎、全部貴様の仕業か」
怒ってみたがあまりにうまく騙されたことと
オシェイマスがあまりに笑い転げているのににつられて笑い出してしまった。

「あーあ、おかしかった。からかって悪かったな」
「あんたのその目くらましの能力はさすがだ」
「あんたはまったく話がわかる。
だが、この先は危険だらけだぜ。
これがありゃ少しは助けになるかもしれん」

手をひとふりするとテーブルに剣と皿が置かれる。
剣は魔法剣で攻撃力の賽の目に一点加えることができる。
皿は手にとって見ると丁寧に細工された銀の鏡であることがわかる。
この二つの品をありがたく頂戴してこの部屋からお暇することにする。
今まで使っていた剣は置いていく。

「助かるぜ。じゃあな」
せっかくだから俺はこの赤の扉を(ry
posted by うにーく at 19:14 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:06 独房からの脱出

ち、不覚をとった。

目を覚ましたところはどうやら独房の中のようだ。
扉には鉄格子が嵌められており外の様子が伺えるが表には誰もいない。
まだ少し頭がくらくらするものの体に特に外傷はないようだ。
脱出できれば任務を続けられるだろう。
機会を待って体をしばし休める。

1時間ばかりするとなにやら物音がする。
どうやら看守が戻ってきたらしい。
看守は双頭のトカゲ カラコルムだ。
近づいてくると扉の一部が開き食事が差し入れられる。
カラコルムは通路の向こうに戻っていく。

早速いただくことにする。囚人相手に毒も盛らないだろう。
体力も少し回復。よしそろそろ出させてもらうか。
カラコルムを呼んでみる。
「ちょっと看守さん」
(右)「なにごとだ、一体」
「ごちそうさん。食事終わったから、食器出しておいたよ」
(左)「わかった。取りに行く」

近づいてくるカラコルム。
「ところでここはどの辺りになるんだ。気絶してしまって場所がよくわからないんだが」
(右)「そんなこと聞いてどうするつもりだ」
(左)「ここは<黒い塔>の地下牢だがガンジー様の手慰みになる以外に
貴様がこの場所を生きて出られるはずもないんだぞ」
「そうか。あんたバルサス・ダイアについて何か噂とか聞いたことないか」
(右)「例え囚われの身といえども長生きしたかったら口を慎むことだな」
(左)「桑原桑原」
これ以上は情報も得られそうにない。
魔法を使って脱出を試みる。

<目くらまし>を使い、カラコルムを襲わせることにする。
術が発動したとたんネズミがテーブルへと駆け出す。
なんだって。よりによってこんなときに失敗するなんて。

(右・左)「ひょえーーー」
ところがカラコルムの双頭はすっかり灰色になっている(元から)
瓢箪から駒とはこのことか。
偶然にもこんななりをしてネズミなんて小動物を忌み嫌っているようなのだ。

(右)「助けてくれ」
(左)「どっから来やがったんだ、畜生」
壁際にうずくまる。

<目くらまし>の効果が失われないうちに急いで取引を申し出る。
「出してくれたらそのネズミ追っ払ってやれるけど」
カラコルムは頭を見合わせると、声にならずにこくりこくりと
大仰にうなずき慌てふためいてカギを放り投げてくる。

扉のカギを開け、立てかけてあった剣をとって出口へ向かう。
あわれな看守は周囲を駆け回るネズミに気絶寸前だ。
昔、耳でも齧られたんだろうか。

通路をしばらく行ってからネズミを風船のように破裂させる。
「約束は守ったぜ」

ネズミが膨らんだ際、顔面に迫ってきたために
カラコルムが失禁してしまったのは言うまでもない。
posted by うにーく at 14:43 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:05 図書室での情報収集

通路の先には彫刻で飾られた扉がある。
重要な設備があると見ていいだろう。
扉に近づき気配を探っていると
「ノックはいらん、入っておいで!」と部屋の中から声がする。

すっかりお見通しのようだ。監視カメラいやいや使い魔にでも見張られているのか?
左手にも通路があるが扉を開け入室することにする。

この部屋は図書室のようだ。部屋の四面は天井までの本棚で埋め尽くされている。
司書らしき男は読みかけの本から目を外して声をかけてくる。
「本をお探しですか」
「いや、通りがかっただけだけど……」
「こちらから本をお選びください」

任務の手助けになるかもしれないので目録を見ると興味深いタイトルが目を引く。
「『<黒い塔>の秘密』をお願いする」

司書は棚を指し示す。本を手に取り部屋の真ん中のテーブルで早速閲覧する。
<黒い塔>はバルサス・ダイアの祖父によって建立されたが寝首をかかれないように
自室に至るまでにさまざまなトラップを仕掛けてある。
扉に取り付けた魔法の組み合わせ錠の番号が解説されている。
うーむ。この本を書いた奴はダイア家に恨みを持つものなのだろうか。
このような重要な情報を残すなんて。

続いて「ぎざ岩山の妖怪について」の書物を所望することにする。
<ガンジー>の項を開いてみるがそのページはすっかり破り取られている。
これくらいの抜け目なさがバルサス・ダイアにあれば……

しょうがないな。<ミク>について調べることにする。
どんなものにも変身できる。近距離しか攻撃できない。
ここから手に入る情報はこんなところか。

確かバルサス・ダイアの本もあったよな。それも読んでみるか。
本棚を探していると武装したオークの集団が続々と入室して
こちらを取り囲んできた。
探している本の種類に不審を覚え司書が通報しやがったらしい。
こっち見て笑ってるよ。畜生今度会ったら覚えておけよ。
一匹のオークが目の中に息を吹き込んでくる。
頭が朦朧としてきて倒れこむ。
麻酔の性質を持つのか。今度オークと戦うときは気をつけないとな。
posted by うにーく at 11:59 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:04 妖術使いの下僕

直進し扉を抜け、右折して別の扉へとたどり着く。
扉にかかった札に従い、呼鈴で執事を呼び出す。
やがて薄汚い執事が現れて切り出す。
「お呼びですか、旦那。どういったご用向きで」

客を装い、主の居所を確認することにする。
「面会の約束がある。謁見室はどちらへ行けばいいのだ?」

この高飛車な態度にいささか戸惑い判断しかねているようだったが、
やがて前方の三叉路の左手を指し示す。
示された方向には扉があり、中からは大きな寝息が聞こえてくる。
音を立てないように扉を少し開けるとゴブリンもどきが床で寝ている。

起こさないように気をつけながら入室するが
部屋が暗いためにつけたランタンが裏目に出た。
明かりが鏡に反射し妖怪が気づいてしまった。

侵入者の存在に斧を持ち出したこの妖怪はゴブリンと巨人をかけあわせたガークだ。
ゴブリンとかけあわせたらパワーダウンしそうだけどな。
「なんだ、てめえは」

寝起き悪そうなので起こしたことを詫びる。
「睡眠をとっているところを起こしてすまなかった。
こちらの主人に面会の約束があるのだがね」

客だと聞いて態度を改めるガーク。
持ち場で眠りこけていたことを知られるのを恐れて弁解を始める。
「とんでもないところをお見せしてしまって。旦那様にはこのことはどうかご内密に」
「うむ、今後は気をつけるように」
「ありがとうございます。お上着はこちらでお預かりしておりますが」
「それには及ばんよ」

右の扉から先に進む。
posted by うにーく at 11:03 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:03 中庭の面々

門を後にして中庭に進む。
中庭の向こうに目標としている<黒い塔>の入口が見える。

情報収集とアイテム集めを行いたいので複数の人影が固まる辺りを目指す。
近づくと人間の2人組と火をかこみ食事をしている4人組がいる。

賑やかな焚き火の方に向かうとする。
4人組はオークとドワーフとゴブリンのカップルという組み合わせ。
ドワーフとゴブリンが仲良くしているなんて珍しい光景だな。

4人組もこちらに気づくが人間風情は歓迎されない様子だ。
火の明かりで照らされるドワーフの前にある液体のビンが気になる。

「よお、砦に入る方法を教えろよ」
他人行儀は余計敬遠されるとふんで、いきなり座り込みなれなれしく接する。
普通の人間が多種族に対する接し方とは全く違うので一同はすっかり面食らっている。
こっちのペースだな。

「中に入るには<シミター>という合言葉が必要なんだ」
オークの間抜けが簡単に口を滑らせる。
バルサスよ、セキュリティがなってないな。ソーシャルハッキングが一番怖いね。

「ところでそのビンの中身はなんなんだ」
顔を見合わせる面々。
中に入る方法より大事な物か。盗品かな。
さらに煽ってみる。
「けちけちするなって。教えろよ」

一触即発。ゴブリンの女は逃げ出し3人が相手。
ありゃ、また1回傷を負う。あんまり体力回復手段ないんだから参るな。

金貨8枚、銅色のカギ、塗り薬の壷のうち2つを持っていける。
無難にカギと塗り薬を選んでおくか。

件の液体のビンは<魔法薬>2服分。貴重品だ。
魔法使用した後飲むことで術がまた使える。
やっぱりこいつら泥棒なんじゃないかな。
どう考えてもこんな雑魚が持ってるようなアイテムじゃないもんな。

2人組の方にも顔を出す。
ノッポが小男に短剣を売りつけようとしているが小男の提示する値に
ノッポが納得していない様子。
「おい、そこのあんた。この魔法の短剣。あんたならいくら出せる?」
無一文の俺に訊くなよ。

「金貨5枚がせいぜいだな」
「な、なんだと」
「だろ、おいらと同じ意見じゃないか。そのくらいが妥当だって」

ノッポは激して剣を構える。
どうも静観を決め込んでいるわけにもいられないので小男側に加勢することになる。

戦闘終了。ち、小男も首一枚つながりやがった。
結構ダメージ累積してきたな。やばい。

「金貨20枚は山分けだな。短剣はコイントスで持ち主を決めるか」
表が出た。サマなしで短剣入手。
的を外さぬ魔法の短剣。
使えるの1回だけってあるけど1回投げると壊れちゃうってことか?
1回の戦闘ごとに1回しか使えないものだという風に思ってた気がするな。

砦の方に歩き出すが風が強くなってとても先に進めなくなる。
つむじ風女のしわざだ。なんか勝手にむかついてます。
「この能無し、無駄飯喰らい」
化け物といえども女には手を出さないよ。無視。

「無視するわけ? 信じられない」
風が勢いを増す。とても立ってはいられない。

「いい加減にしろ、怒ったぞ」
「なにそれバカみたい、あはは」
なんか逆に受けてしまう。風はすっかり納まる。
「もう一度やってよ。『怒ったぞ』だって、あははあはは」
歩くと後ろをついて来る。
こんなのがパーティーにいると目立ってしょうがないんだがな。

「あら、あれは何かしら」
つむじ風女の興味が他所に移ったのでその隙に塔の玄関へ歩を進める。

玄関にはカギがかかっている。
合言葉も知っているし、ノックして衛兵を呼び出す。
サイ男が出てくる。この立ち姿はなんか格好つけてるな。
「用向きはなんだ? 正当な目的なら合言葉は知っているだろうな」
「シミター」
「ふん、入りな」
扉を開けてもらい、いよいよ塔の中に入っていく。
posted by うにーく at 05:48 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:02 合成生物の衛兵

まもなく砦の大手門に到着する。さてどうやって突破するか。
潜入作戦では身分を偽るか買収するのが常套手段だな。
侵攻作戦が公になっていれば傭兵の雇い口でも求めるのが
手っ取り早かったんだろうが。

そんなことを考えるうちに衛兵の姿も見えてきた。犬頭の猿と猿頭の犬の2匹だ。
何の因果でこんな姿になってしまったんだろうな。
バルサスもしくはその手下による酒の席での座興の犠牲者といったところだろうか。

猿犬が訊いてきた。
「止まれ。こんな夜中に何の目的で砦に入城するつもりか」

商人っていう方便を使うにしては売り物も現金すらないからな。
薬草医者でも装ってみるか。

「急病の方がいらっしゃるとのことで薬草の調合のために呼ばれました」
道すがらむしってきた雑草を薬草と強弁するのは
いくら畜生が相手でも無理があったようだ。
あからさまに怪しまれている。

「ところで誰の治療に来たんだ?」
う、痛いところを。偵察部隊からもっと内情を聞いておくんだった。
よしでまかせだ。

「ピンカス様とお聞きしていますが」
「そんな名は知らんな」
やっぱり外した。
犬猿が戦闘モードに移行しつつある。
まあ、こんな雑魚2匹程度軽く一蹴できるだろう。これ以上長引かせるのは無意味だ。
ウォーミングアップ開始。

まさかの一太刀をあびてしまった。
死体を漁る。なんだ金持ってないのか。まぁ裸だもんな。

戦果なしにはがっかりしたが、とりあえず本題に戻って中に入ることにする。
「大変だ。ちょっと来てくれ」
門番に声をかけて物陰に隠れる。

門番が死体を見つけ近づいてきたところを入れ違いに門の中へと飛び込む。
「ごくろうさん」
かんぬきを閉めて門番を締め出す。これでまだ潜入には気づかれてないって寸法だ。
posted by うにーく at 04:01 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:01 砦を目指して

<バルサス・ダイア> ぎざ岩山の<黒い塔>に君臨する妖術使いだ。
8年前、父を殺してその座に就いて以来周辺住民はその動きを注視してきた。

そしてとうとう<柳谷>へバルサスが1週間以内に侵攻を行う準備中であるという
情報が偵察よりもたらされた。
王は直ちに防御を固めるとともに周囲への援助要請を行った。

その噂を聞き<太古の大魔法使い>の一番弟子であるこの俺が馳せ参じたわけだ。

王に魔法と剣術を会得している点を見込まれ
敵陣深く侵入し首領バルサスを暗殺することで侵攻計画を
中止に追い込むという重大な任務を託されたのだった。

実を言うと<太古の大魔法使い>の一番弟子とは言っても
本業の魔法はまだ免許皆伝には至っていない。
特に目くらましが自信ないんだよね。
足りない部分は幼少から鍛えている剣の技でなんとかカバーするつもりだ。

砦がいよいよ視界に入ってきた。いよいよ任務開始だ
posted by うにーく at 03:07 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

2005-03-12

FF02:00 潜入準備

・原点数決定
原技術点:1D+6
11
良かった。魔法戦士狙えそうだな。
原体力点: 2D+12
19
技術点も高いし、これくらいでまあなんとかなるだろ。
原運点: 1D+6
10
原魔法点: 2D+6
10
やばいな。ちょっと最低限しか持てそうにないかも。

・魔法
妖怪うつし*2
千里眼*1
目くらまし*1
浮遊*1
防御*2
体力増強*1
骨抜き*2
うーむ、やっぱりぎりぎりかも

・装備

皮の鎧
ザック
明かり

冒険記録紙はここのツールを使用
http://www.advancedfightingfantasy.com/dice.htm

ちなみにマップや最短攻略はここにあったりする。
英語だけど支障ないでしょ。
http://www.advancedfightingfantasy.com/solutions.htm
posted by うにーく at 01:54 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ

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