2005-03-12

FF02:02 合成生物の衛兵

まもなく砦の大手門に到着する。さてどうやって突破するか。
潜入作戦では身分を偽るか買収するのが常套手段だな。
侵攻作戦が公になっていれば傭兵の雇い口でも求めるのが
手っ取り早かったんだろうが。

そんなことを考えるうちに衛兵の姿も見えてきた。犬頭の猿と猿頭の犬の2匹だ。
何の因果でこんな姿になってしまったんだろうな。
バルサスもしくはその手下による酒の席での座興の犠牲者といったところだろうか。

猿犬が訊いてきた。
「止まれ。こんな夜中に何の目的で砦に入城するつもりか」

商人っていう方便を使うにしては売り物も現金すらないからな。
薬草医者でも装ってみるか。

「急病の方がいらっしゃるとのことで薬草の調合のために呼ばれました」
道すがらむしってきた雑草を薬草と強弁するのは
いくら畜生が相手でも無理があったようだ。
あからさまに怪しまれている。

「ところで誰の治療に来たんだ?」
う、痛いところを。偵察部隊からもっと内情を聞いておくんだった。
よしでまかせだ。

「ピンカス様とお聞きしていますが」
「そんな名は知らんな」
やっぱり外した。
犬猿が戦闘モードに移行しつつある。
まあ、こんな雑魚2匹程度軽く一蹴できるだろう。これ以上長引かせるのは無意味だ。
ウォーミングアップ開始。

まさかの一太刀をあびてしまった。
死体を漁る。なんだ金持ってないのか。まぁ裸だもんな。

戦果なしにはがっかりしたが、とりあえず本題に戻って中に入ることにする。
「大変だ。ちょっと来てくれ」
門番に声をかけて物陰に隠れる。

門番が死体を見つけ近づいてきたところを入れ違いに門の中へと飛び込む。
「ごくろうさん」
かんぬきを閉めて門番を締め出す。これでまだ潜入には気づかれてないって寸法だ。
posted by うにーく at 04:01 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ
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