2005-03-12

FF02:03 中庭の面々

門を後にして中庭に進む。
中庭の向こうに目標としている<黒い塔>の入口が見える。

情報収集とアイテム集めを行いたいので複数の人影が固まる辺りを目指す。
近づくと人間の2人組と火をかこみ食事をしている4人組がいる。

賑やかな焚き火の方に向かうとする。
4人組はオークとドワーフとゴブリンのカップルという組み合わせ。
ドワーフとゴブリンが仲良くしているなんて珍しい光景だな。

4人組もこちらに気づくが人間風情は歓迎されない様子だ。
火の明かりで照らされるドワーフの前にある液体のビンが気になる。

「よお、砦に入る方法を教えろよ」
他人行儀は余計敬遠されるとふんで、いきなり座り込みなれなれしく接する。
普通の人間が多種族に対する接し方とは全く違うので一同はすっかり面食らっている。
こっちのペースだな。

「中に入るには<シミター>という合言葉が必要なんだ」
オークの間抜けが簡単に口を滑らせる。
バルサスよ、セキュリティがなってないな。ソーシャルハッキングが一番怖いね。

「ところでそのビンの中身はなんなんだ」
顔を見合わせる面々。
中に入る方法より大事な物か。盗品かな。
さらに煽ってみる。
「けちけちするなって。教えろよ」

一触即発。ゴブリンの女は逃げ出し3人が相手。
ありゃ、また1回傷を負う。あんまり体力回復手段ないんだから参るな。

金貨8枚、銅色のカギ、塗り薬の壷のうち2つを持っていける。
無難にカギと塗り薬を選んでおくか。

件の液体のビンは<魔法薬>2服分。貴重品だ。
魔法使用した後飲むことで術がまた使える。
やっぱりこいつら泥棒なんじゃないかな。
どう考えてもこんな雑魚が持ってるようなアイテムじゃないもんな。

2人組の方にも顔を出す。
ノッポが小男に短剣を売りつけようとしているが小男の提示する値に
ノッポが納得していない様子。
「おい、そこのあんた。この魔法の短剣。あんたならいくら出せる?」
無一文の俺に訊くなよ。

「金貨5枚がせいぜいだな」
「な、なんだと」
「だろ、おいらと同じ意見じゃないか。そのくらいが妥当だって」

ノッポは激して剣を構える。
どうも静観を決め込んでいるわけにもいられないので小男側に加勢することになる。

戦闘終了。ち、小男も首一枚つながりやがった。
結構ダメージ累積してきたな。やばい。

「金貨20枚は山分けだな。短剣はコイントスで持ち主を決めるか」
表が出た。サマなしで短剣入手。
的を外さぬ魔法の短剣。
使えるの1回だけってあるけど1回投げると壊れちゃうってことか?
1回の戦闘ごとに1回しか使えないものだという風に思ってた気がするな。

砦の方に歩き出すが風が強くなってとても先に進めなくなる。
つむじ風女のしわざだ。なんか勝手にむかついてます。
「この能無し、無駄飯喰らい」
化け物といえども女には手を出さないよ。無視。

「無視するわけ? 信じられない」
風が勢いを増す。とても立ってはいられない。

「いい加減にしろ、怒ったぞ」
「なにそれバカみたい、あはは」
なんか逆に受けてしまう。風はすっかり納まる。
「もう一度やってよ。『怒ったぞ』だって、あははあはは」
歩くと後ろをついて来る。
こんなのがパーティーにいると目立ってしょうがないんだがな。

「あら、あれは何かしら」
つむじ風女の興味が他所に移ったのでその隙に塔の玄関へ歩を進める。

玄関にはカギがかかっている。
合言葉も知っているし、ノックして衛兵を呼び出す。
サイ男が出てくる。この立ち姿はなんか格好つけてるな。
「用向きはなんだ? 正当な目的なら合言葉は知っているだろうな」
「シミター」
「ふん、入りな」
扉を開けてもらい、いよいよ塔の中に入っていく。
posted by うにーく at 05:48 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | バルサスの要塞 リプレイ
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