2005-06-09

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:003 激走の果てに

暑い。

容赦なく太陽が照りつける。

「手に負えねえ!!」
次元はさじとスパナを投げた。
「たとえデトロイトの腕っこきの修理業者が束になっても、
こいつだけは直せねえと断言できるね!!」

なんとかパトカーは撒いたものの、カーチェイスがこの旧式のサンダーバードの最後の走りとなったようだ。

「ここはいったい、どのあたりなんだ?」

「さあ……」
ルパンも首をひねる。
「高速10号からは、ずいぶん脇にそれちまったことだけはわかるけどな」

見渡す限り砂漠。
その只中のあまり整備もされていないような道だ。
パトカーも来ないが、普通の車も滅多に通らない。

ここで待っていても日干しになるだけだな。
とりあえず動くことにする。
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