2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:078 懺悔

「野暮なものはひっこめたまえ……」
「ルパン帝国の後継者に、そんなオモチャは似合わんよ」
「あいにくと俺は、ルパン帝国を捨てた人間でね。
言わば勘当息子なのさ」
二代続けて勘当ものですか。血は争えないですね。

ワルサーはカールゼンの心臓をポイントし続ける。

「ただ、そんな俺でも、息子は息子。
親父の落とし前はきっちりつけにゃ……」
「私は君の父上を、尊敬していた」
「それは今でも変わらん。
もっとも信じてはもらえまいがね」
「信じるよ。
死ぬまぎわの人間は、嘘をつかないと言うからね」

「アッシュフォードとマードックが、
相談を持ちかけてきた時、私は悩んだよ。
世話になった父上を、裏切ることだからな……」
「しかしあんたは裏切った。
言い訳は男らしくないぜ」

「かも知れん」
「今になって、そのツケが回ってきたようだ」
寂しげに笑うカールゼン。
「しかしこれだけは信じてくれ。
私は決して金や地位や、名誉のために君の父上を裏切ったのではない。
断じてない!!」
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