2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:400 リプレイ雑感

1回失敗。

失敗したときにも書いたけど、
ゲームブックとしてはシリーズの最初だけあって
入門編というか、余程変な行動を取らない限り
中盤辺りまでは死なないように易しめに作ってあると思います。
途中なんか見事に一本道だし。

でも分岐が少ないとはいっても戦車対決とか
要所要所ではきちんとバリエーションがあったりするので
何回かは遊べると思う。

物語は題材にしてるだけあって映画のようなテンポの良さがあり、
映像化したらかなりいい作品になりそうだなと
久しぶりに触れてみて感じました。

あと、小学生くらいがメインの読者層なだけに台詞などで
平仮名が多めなのが、写したりしていてちょっと気になったかな。

ルパンの一人称で話が進むからロールしづらくて、
無理やり三人称で進めてみたけどちょっと辛かったかも。
キャラクタものはリプレイ向きじゃないんだな。
台詞が全部記述してあるからアドリブできないし。

次にやるのも懲りずにキャラクタものだし、
乗りかかった船だからルパンシリーズのリプレイも続けるつもりだけど。

・最終パラメータ
体:7
武:6
情:10

最初は体:3,武:5,情:2 くらいでいいのかも。

・タイトル考察
英題のGOOD-BYE,HOLLYWOODはベット・ミドラーやビリー・ジョエルの
Say Goodbye to Hollywoodから取ってるのかな。
邦題は見て判るとおり「さらば愛しきルパンよ」へのオマージュだろう。

・amazonリンク
さらば愛しきハリウッド

2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:081 後日談

3ヵ月後、ルパンを驚愕させる記事が新聞上に躍る。

『ザ・リベンジ・オブ・ニンジャ』ついに完成!!

NGシーンを集め、アクション・ドキュメンタリーに生まれかわる

圧巻はぶっつけ本番!! 戦車対生身の人間の迫力戦闘シーン

あの世紀の怪盗、ルパン三世も素顔で特別出演!!


記事の詳細を確かめるルパン。

そこにはこう記されていた。
「大坂城セットの謎の爆発事故で、
完成があやぶまれていたグローバル・ムービーの超大作映画
『ザ・リベンジ・オブ・ニンジャ』は、撮影済みのシーンとNGシーン、
さらに事故現場で撮影された貴重なフィルムを編集して
アクション・ドキュメンタリーとして完成。近日公開の予定。

なかでも最大の見せ場は、あの世紀の怪盗ルパン三世が、
戦車と格闘する30分間のクライマックスである。
なお、この貴重なシーンを撮影したカメラマンは、
日本人女性、フジコ・ミネ……」
プロデューサーの死のことも扱ってやれよw
いなかったら資金ショートするだろうが。

不二子は今回もうまく立ち回り、
ルパンたちが命懸けで戦車を相手している間に
フィルムを回していたのだ。

これで二代続けて映画出演ってわけだ。
再度グローバル・ムービーに忍び込んで
マスターを奪い返すべきだろうかと思案するルパン。

これはルパン四世の仕事になるのかも、そんな益体もないことを考えるに至る。

どうやら今、ルパンに出来ることは『ザ・リベンジ・オブ・ニンジャ』の
ヒット祈願くらいのようだ。
三世が出演した映画は大コケなんてことにでもなったら末代までの恥。

ルパンが出した結論。
これもみんな親父が悪い!!

2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:080 他人の事は笑えない

「言いたいことはそれだけか?」

しばらくためらうが、ショルダーケースにワルサーを収め、
部屋を退出しようとするルパン。

ルパンが背を向けたとたん、カチリと音がする。
反射的に振り返るとカールゼンがデスクから取り出した拳銃の撃鉄を起こしたところだった。

「ルパン。
君のその甘さが、この世界では命取りだ。
そのことを教えてやろう」

カールゼンの持つ護身用の銃はなんと九四式自動拳銃だった。
皇紀2594年というと西暦に換算すると1934年か。
昭和9年。忠犬ハチ公の初代銅像が建立されてヒトラーが総統に就任した年。

九四式自動拳銃は日本軍が第二次大戦中に使用していた将校用拳銃だ。
別名スーサイド・ナンブ。

カールゼンは陸軍少尉としてガダルカナル方面の作戦に従事していたので
その戦利品なのだろう。
それにしてもこんな骨董品を使うなんて変な奴だ。

振り向きざまの抜き打ちで九四式は、カシミア絨毯の上に転がる。
日常的に銃を扱っているルパンとは場数が違う。
「お前のような卑劣な男ほど、
こういう芝居にはうまくひっかかってくれるようだな」
右腕を押さえるカールゼンに近づくルパン。

武器ポイント判定発生。
6以上と5以下。
武器ポイントはこのために6に調整済み。

武器ポイントが足りないパターンは上記の別名とか、
"自殺拳銃"でぐぐって想像してみてください。

「カールゼン。せめて自分のために祈るがいい。
親父も天国では許してくれるだろう」
泥棒や裏切り者が果たして天国に行くかどうかは疑問だな。

ワルサーをカールゼンのこめかみに押し当て、引き金を引くルパン。

死の瞬間、カールゼンは何を思ったろうか?
もし、それが女のことなら他人の事は笑えないなとルパンは自嘲する。

この世を去るときには同じ女性のことを思うのだろうから。

2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:079 五十年前のパリ

「じゃあ、どうしてだ?」
言い訳は沢山だと言いたげに問い詰めるルパン。

「どうして親父を裏切ったんだ」
「テレーズだ!!」
大統領候補は心中を吐露するかのように叫ぶ。

「テレーズのせいなのだ」
「テレーズ?」
「君の母上だ」

動揺するルパン。
「おふくろが……」
「私はテレーズを愛していた。
だから、君の父上が、私からテレーズを奪ったことが許せなかったのだ……」

「たとえ君の父上が、私からありとあらゆるものを奪ったとしても、
私は怨みもしなかっただろう。
私は君の父上を心から尊敬していたのだから……。
だが、テレーズだけは例外だった。
私は心底、君の父上を呪ったのだ」

ルパンはこの言葉の真贋を確かめる術を持ち合わせていなかった。
なにしろ、母親の名前がテレーズだったかすら知ってはいないのだから。

そういや、ルパンって日本人の血が混ざってるような話を聞いたことが
あるような気がするけど、テレーズがまさか日本人の名前とも思えないし
ハーフじゃなくクォーター?

この話自体がアンオフィシャルなのかもしれないけど。
一応、双葉社の出版物だし、版権表示もきちんとクリアしてるわけだが。


フィルムを捜すきっかけとなったアルセーヌ・ルパンの備忘録にも
母親の名前は出てこない。
使われているのは『あの小娘』『可愛い小悪魔』などという
符牒のようなものばかりだった。

しかし、ルパンはこの老人が嘘を語っているようには見えなかった。
五十年も前のパリ。いろいろなことがあったろうな。
そう思うだけであった。

2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:078 懺悔

「野暮なものはひっこめたまえ……」
「ルパン帝国の後継者に、そんなオモチャは似合わんよ」
「あいにくと俺は、ルパン帝国を捨てた人間でね。
言わば勘当息子なのさ」
二代続けて勘当ものですか。血は争えないですね。

ワルサーはカールゼンの心臓をポイントし続ける。

「ただ、そんな俺でも、息子は息子。
親父の落とし前はきっちりつけにゃ……」
「私は君の父上を、尊敬していた」
「それは今でも変わらん。
もっとも信じてはもらえまいがね」
「信じるよ。
死ぬまぎわの人間は、嘘をつかないと言うからね」

「アッシュフォードとマードックが、
相談を持ちかけてきた時、私は悩んだよ。
世話になった父上を、裏切ることだからな……」
「しかしあんたは裏切った。
言い訳は男らしくないぜ」

「かも知れん」
「今になって、そのツケが回ってきたようだ」
寂しげに笑うカールゼン。
「しかしこれだけは信じてくれ。
私は決して金や地位や、名誉のために君の父上を裏切ったのではない。
断じてない!!」

2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:077 最高傑作

カールゼンの部屋を開けると、ちょっとした合わせ鏡だった。
さすがのカールゼンも少し驚いたようだ。

しかし、ルパン帝国に籍を置いていただけあって
すぐに正体を看破する。
「ルパンか……」

「趣味の悪い変装は、親父譲りというわけか」
「わかっているんなら、しかたがねぇ……」
マスクを破り捨てるルパン。

「だが、これならどうかな?」
「ルパン二世……」
「この顔が、まともに見れるかな?」
カールゼンは裏切った当人を目の当たりにし動揺する。

マスクの下にマスク。ラストを飾るにふさわしいちょっとした演出だ。
元が親子だけにこの変装はルパンの最高傑作といえるほど完璧なものだった。
フィルムの映像も大いに参考にしてある。

「さあ、カールゼン。悔い改めな」
ワルサーを突きつけるルパン。

2005-06-18

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:076 旦那様、外出中でしたか

カールゼンもバカではない。
身辺の警護を固めにかかる。
「集まってる集まってる。うさん臭い連中がゾロゾロだ」
三日後、カールゼン邸を見張る次元から連絡が入る。

「少なくとも、百はいるって感じだな」
「そうか、作戦通りだな」

フィルムが廃棄されていない以上、カールゼンも枕を高くして眠れないはず。
下手に刺客を送り込まれるより手駒を防御に集中させた方がいいと
ルパンは踏んだのだ。


それからしばらくして、ルパンはカールゼンの屋敷の中にいた。

変装のおかげで妨害どころかボディーチェックすら受けることなく
玄関から、すんなり入ることができたルパン。
この屋敷の持ち主、J・S・カールゼンに扮していたからだ。

でも主人が在宅かどうかぐらい把握してるよな。普通。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:075 貴殿の命を頂戴いたしたく候

当初の目的は果たしたルパン。
しかし、裏切り者カールゼンが大統領の椅子に座りかけている。
大統領選挙は三ヵ月後。民主党候補はパワー不足だ。
このままではカールゼンのホワイトハウス入りは間違いないところだろう。
これを黙ってみているほど、ルパンは人が出来ていない。

しかしアッシュフォードが使おうとしたフィルムを使って
失脚させる手段はルパンには取れない。
フィルムをそんな無粋なことには使いたくないし、
大統領の座から追い落とすだけでは足りるものではないからだ。


数日後、カールゼンの元にルパンから直筆の挑戦状が届く。

親愛なるJ・S・カールゼン殿
三ヶ月以内に、貴殿の命を頂戴いたしたく候
ルパン三世

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:074 もう離さないぞ

傭兵たちに囲まれ捕らえられるルパンたち。
処刑直前に現れる不二子。
隙を突きアッシュフォードをねじ上げるルパンと
乱入してくる銭形率いる警官隊。
マシューのアッシュフォード処刑。
とっつあんの手錠を手首に嵌めながら
マシューを追いかけトレーラーに乗るルパン。

やっと前回のところまで戻ってきました。
ぶつけるのはまずいので、幅寄せを仕掛ける。

体力・情報・武器の合計判定発生。
11以上と10以下。
23ポイント=体:7+武:6+情:10
我が軍は圧倒的ではないか!

ルパンはセダンを路肩に追い詰め、幅寄せする。
「どうだ!?」
トレーラーに弾かれ、一回転して止まるセダン。

トレーラーを停めるとルパンは運転席から『ひとりで』飛び出し、
気絶しているマシューからフィルムケースを奪い返す。

「おごっ、ルパン、いつの間に!」
「おのれ〜〜」
同じく運転席を飛び出そうとするも宙ぶらりんになるとっつあん。
ルパンの手に嵌っていた片方の端はトレーラーのバックミラーにつなげてあった。

「ついでに鍵もいただいたからなー、とっつぁ〜〜ん!!」

「あばよっ!!」
「あのれルパ〜〜ン!!
次回こそは必ずつかまえてやるからな〜〜!!
首を洗って待ってろよ〜〜っ!!」

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:073 なかなか見事な操縦だったぜ

敵の正体を確認すべく、愛銃を手に油断なく沈黙したシャーマンへと近づくルパンたち。

戦車前部のローターズ・ハッチを力任せに開く。
アボットとコステロがピクリとも動かず、戦車内部に鮮血を撒き散らしていた。

「動くな!!」
大破した戦車の奥からコルト・シングルアクション・アーミーを構えた
ライリー・マードックの声が聞こえてくる。

「よくも、よくもワシのかわいい息子たちを」
「なるほど、あんただったのか……。なかなか見事な操縦だったぜ」
「くたばれ! ルパン!!」
マードックが引き金を引くも、ルパンの発砲の方が僅かに早かった。
マードックは崩れ落ちる。

好きなポイント1向上。

体:6->7
武:6
情:10

「そこまでだ! ルパン君!!」
この三人を操っていた黒幕。グスタフ・アッシュフォードの登場だ。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:072 ジャコビニ流星アタック

選択肢は三つ。
・モーゼルM1918対戦車ライフル。第一次大戦中開発
・84mm無反動砲 M2-550カール・グスタフ。自衛隊でも使われている。
・6個の手榴弾が収められている箱

戦車相手だから対戦車ライフルが有効そうだが、
第一次大戦のものというところが気になるところ。
かなりの年代ものだし、第二次大戦に至るまでに戦車の装甲は相当厚くなってるはず。
手榴弾は前回のように後ろに乗っかって白兵戦に持ち込むのと大差なくて芸がない。

ここはケガをしている次元にも負担が少なそうな無反動砲をチョイス。

武器ポイント判定発生。
5以上と4以下。
武器ポイント6なのでクリア。

ちなみに武器ポイント足りないと、
次元がこのタイプの武器を扱ったことがなくて戸惑ってるうちに死亡。
武器ポイントは上がりにくいので注意したいところです。

次元は片腕で無反動砲を撃つつもりだ。
「行くぜぇ〜〜!!」

ドグォッ!!

84mm砲弾はシャーマンの砲塔を直撃する。
自衛隊が採用しているってことは開発時期が全く違うにしても
戦車の主砲よりも遥かに弾大きいのか。すごいな。

粉々に吹き飛ぶ砲塔部を確認した次元はガッツポーズを決める。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:071 本物の戦場

7.62mm機銃を掃射しながら追いかけてくるM4シャーマン。
戦争映画『遠すぎた街』のセットへ向かうルパンたち。
ここには小道具−即ち武器庫があるはずだ。

天守閣炎上とは離れた場所だからか作業を継続していたと思われる
撮影所スタッフもルパンたちを追いかけてくるシャーマンを見て混乱に陥る。

人が多いところへ誘導すれば無闇に発砲もできまいという読みもルパンにはあった。

しかし、シャーマンを駆る連中は容赦がなかった。
75mm主砲を撃ち込む。

砲弾は至近距離で炸裂する。
「痛!!」
ルパンは幸い無傷だったが、次元が右腕をやられる。
こんなに多数の無関係な人間を巻き込むとは。
ルパンの怒りに火がつく。

M4シャーマンはルパンたちの目的が武器庫であることを悟ったらしい。
反撃の芽を摘むため、武器庫目掛けて主砲を放つ。
あっという間に全壊する武器庫。

「何てこったい!!」
次元は右腕をかばいつつ叫ぶ。

飛散した武器を乗り越えながらルパンたちのほうへ向かうシャーマン。

ピンチだパンチ!! チャンスだキック!!
じゃなくてピンチの後にチャンスありだ。
散らばった武器の一つを掴む。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:070 五右衛門、そりゃないんでないの

映写室に入り、フィルムを見ながらことの顛末を説明。
シャーマン登場。

ここはさっき大男を仕留めきれず、
消化不良な五右衛門先生に花を持たせよう。

「たのむぜ! 五右衛門『先生』!!」
ところが、五右衛門はシャーマンとは正反対の方向に歩いていく。

「ど、どったのォ、五右衛門!」
五右衛門は振り返ろうともしない。
「天守閣のない今、映画の完成は不可能。
拙者がここにいる意味も、もはや……ない!」
天守閣破壊の件は相当お冠だったようだ。

「さ、最後までつき合わんか〜〜!!」
案外冷たい五右衛門だった。

しゃーねぇとばかりに次元がシャーマンの前に躍り出る。
しかし、さしものマグナム弾と言えど戦車の装甲には歯が立たない。
形勢不利だ。
ここは一旦退却し、体制を立て直すことにするルパンたち。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:069 斬ってダメなら撃ってみな

手近な石ころを拾って扉に向かって投げるルパン。
石は一瞬にして消滅。
赤外線網が張り巡らされていてレーザーと連動しているのだろう。

制御装置を見つけて解除。

武器ポイント1向上。

体:6
武:5->6
情:10

これでオーラスの関門クリアできる条件を充たしたはず。

右手に曲がり保存庫前で落とし穴にはまり次元・五右衛門と合流。
目的のフィルムを探し出すものの警報が鳴り、
逃げ出すと鎧を着た大男。

前回は次元に任せたので今回は五右衛門に頼む。

「五右衛門、頼む!!」
「まかせろ」

「テャーッ!!」
さしものご自慢の超合金の鎧にも切れ目が入るが、
大男は平然としている。

「なんと……斬鉄剣が利かぬとは……」
五右衛門は自信喪失しそうだ。
「ハハハハ……。無駄だ。斬鉄剣では鎧は斬れても、その下は斬れぬ!!」
よく研究しているようです。

味噌田楽を食ったときのことを思い出すルパン。
「次元、鎧の破れ目を撃て!!」
「おうっ!!」
即座に呼応する次元。

kTWをコンバットマグナムに装填すると間髪入れず鎧の切れ目めがけて放つ。

ドゴオッ!!
大男は崩れるように倒れる。

「思った通りだ……」
死体を調べるルパン。
「超合金の鎧の下に、コンニャクを入れていやがったんだ。
斬鉄剣でも切れなかったはずだぜ……」

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:068 陽動に次ぐ陽動

スタッフを辞めようとするが監督に泣きつかれて最後のご奉公。
天守閣上で本物の手裏剣に追い詰められる。
そこへ五右衛門の大凧が助けにやって来る。

懐に入れていたロープを五右衛門の大凧に向けて投げるルパン。
五右衛門はしっかりと掴み、タイミングを見計らって手繰り寄せる。
「へっへっー、ここまでおいで、甘酒進上」
大凧に飛び移る方法が変わってもこの台詞は変わらないのか。

ロスの顔役、キャグニーに会い、情報と高性能爆薬を入手。
陽動のためにトレーラーを盗み出すことにする。

次元が駐車場にあったグリップトレーラーを動かす。
突然動き出したトレーラー相手に、追いかける傭兵部隊の自動車たち。

「おっ!! やったやった!!」
双眼鏡で見ながらルパンが喝采する。
トレーラーを追っていた車同士が接触して火の手が上がったのだ。
さすが次元はこんな仕事でもそつなくこなす。

さらに1台が炎上する。
敵さんはますますむきになってトレーラーを追い回している。
次元の働きの支援というか、本命として大坂城も炎上させる。

倉庫周りには誰もいない。陽動大成功。
好きなポイント1向上。

体:6
武:4->5
情:10

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:067 斬鉄剣の泣き所と貫通目的の銃弾

とっつあんは、うまそうに刺身やテンプラを平らげている。
こんなことなら奢りを素直に受けておけば良かったと
死んだ子の歳を数えるように未練がましいルパン。

「ルパン、隣の芝生ばっかり眺めてたって、しようがないぜ」
次元は割り切ったようだ。
「ホレ、この味噌田楽、けっこういけるぜ」
「味噌田楽か……」
「そういや斬鉄剣でもコンニャクは切れないんだっけ?」
「残念ながら、コンニャクだけは切れぬ」
「あとは鉄だろうと超合金だろうと、真っぷたつなのだが……」

「じゃあ、斬鉄剣を防ぐには、
体のまわりにコンニャクを張りつければいいってことになるな……」
「バカバカしい話だけんどな」
「なあ〜〜に」
次元が笑う。
「たとえ厚さ1メートルのコンニャクで体のまわりを覆ったところで、
俺のマグナムは防げんさ」
こんなこともあろうかと、と言わんばかりに弾丸を取り出す次元。
「ルパン、こいつがわかるか?」
普通のフルメタルジャケットのマグナム弾かと見まがうが、
弾頭はもっと鋭く、緑色に鈍く光る。

「わかんねー」
降参するルパン。
「こいつはKTWと言ってな、貫通だけを目的とした特殊弾よ。
中身は鉛じゃなくてムクの真鍮。
おまけにテフロン加工してあってな、
コンクリートの電柱でさえズボッと貫通しちまうんだ。
危険すぎるってんで、一般には市販されてないほどさ……」
「へぇ〜〜、じゃ、こいつでなら厚さ1メートルのコンクリートでもOKか?」
「そういうこと」

「くそっ、こうなりゃ食うぞ」
五右衛門の折角の奢りなので元を取ろうと食いまくるルパンたち。

体力ポイント1向上。

体:5->6
武:4
情:10

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:066 食も修行の一つ

五右衛門が来て薬のお裾分けと食事の誘い。
とっつあんとマシューが先客として来ていて、
怪しいと気付いた二人からご馳走したいと申し出がある。

「いやいや、せっかくだけど遠慮しておくよ。
あの人たちとは初対面だ。
おごってもらう理由は何もないからね」
「そうですか、あなた方は古い知り合いに大変よく似ているそうなんですが……」
とっつあんはジロジロ見ているが決め手に欠けるのか向かってはこない。

そこへ五右衛門の頼んだオーダーが運ばれてくる。
「ありゃ〜〜!! なんじゃいこりゃ」

山菜料理に始まって冷奴、味噌田楽、煮〆、キンピラと精進料理のオンパレードだ。
「拙者のフルーコース・メニューだ」
五右衛門は最近菜食主義に凝っているらしい。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:065 スタントマンには危険がいっぱい

スタント開始する前に五右衛門の忠告。

情報ポイント1向上。

体:5
武:4
情:7->8

石垣登りで本物の石が落ちてきてルパンを狙う存在が明らかになる。

情報ポイント1向上。

体:5
武:4
情:8->9

ナイフ持参でプールの中、ワニと格闘。
ホテルでスタッフ続ける意味がないことを次元と確認する。

情報ポイント1向上。

体:5
武:4
情:9->10

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:064 もう一杯いかが?

ホテルのテレビでカールゼンの演説を見て、
グローバル本社でとっつあんとマシューを見かける。
グリップマン兄弟に扮装し、とっつあんに時間を教えてあげて、
マードックにトラックの積荷の納入状況を確認させられる。

情報ポイント1向上。

体:5
武:4
情:5->6

撮影現場にスタッフとして潜入することになり、
不二子と五右衛門が現場にいるのを目の当たりにする。

ルパンはキャッシーを着替え用のトレーラーまで呼び出す。
トレーラーの荷台を長屋のように区切り、いくつもの個室を
設ける構造になっており、キャッシーこと不二子の個室も
その一角にあった。

「いったいどういうつもりなんだ?」
「俺の計画をムチャクチャにするつもりか?
今度の仕事がいつもと違うってことは、言ったはずだ」
「あら、私の狙いはあなたとは別よ」
「お互いに邪魔はしないわ。それでいいでしょ……」
「よくないよくない!!」

ルパンは思わずテーブルを叩き、
不二子が淹れてくれたコーヒーがこぼれてしまう。

「あら、もったいないわね」
不二子はわざわざ淹れ直す。
「さ、どうぞお飲みになってルパン」

ヒートアップしすぎを反省し、コーヒーを頂くことにするルパン。
舌の先が気のせいかピリピリする。

「とにかくだ。俺の仕事を少しでも邪魔するようなことがあったら、
たとえお前でも許さないからな」
「あら、今回はずいぶん熱いのね」
不二子はお宝を値打物と判断したに違いない。

「でも気をつけなさいよルパン。
あなたのことをうとましがってる連中がいるのよ」

不二子のもたらす情報を心に留めておくルパン。

情報ポイント1向上。

体:5
武:4
情:6->7

「そいつは誰だ?」
「焦っちゃダメ」
不二子は焦らす。

「その前にコーヒーをもう一杯どう?」
こちらから持ちかけられる情報がない限り
不二子から入手できる情報はここまでだろう。

「いらない」
キャビンを出るルパン。

「おう、ミスター・チバ」
監督がタイミングよく通りかかる。
案外うとましがっているのは監督なのかもな。
これから何度も死地に追い込むわけだし。

傍らに五右衛門も付き添っている。

2005-06-17

GOOD-BYE,HOLLYWOOD:063 本当に捕まえないのか?

体内ポイントと武器ポイントの合計判定発生。
7以上と6以下。
8ポイント=体:4+武:4

「だったら、どうしようってゆぅんでぇ……」
アボットは涙目になりながらも弟の手前、虚勢を張る。
「捕まえるのか、俺たちを……?」

「あいにくと俺たちは、あんたらが考えているような連中じゃない」
「単なるヒッチハイカーさ」
「そうそう」
次元が合いの手を打つ。
「要するに、ハリウッドまで運んでもらえれば、それでいいのさ」
「な、な、何だと」
コステロは目を丸くする。
「FBIでも、警察でもないのか?」

「かんぐるのは勝手だけどな」
ルパンはワルサーをちらつかせながら言う。
「さあ、俺たちを運んでもらおうか。ハリウッドまでな」

ドライブインからハリウッドまではルパンたちにとって快適な旅となった。
銃を突きつけられているアボットとコステロにしてみれば気の毒としか言いようがないが。

「いや〜〜、ボギーは最高だなあ」
アボットが次元の機嫌を損ねないようにゴマをする。

ハリウッド近くで解放すると捨て台詞を残して去っていくトレーラー兄弟。
もうヒッチハイカーを乗せるような真似は二度としないであろう。

体力ポイント1向上。

体:4->5
武:4
情:5

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